ヨーナブログ

いろんなことを書いてます

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

勇者ゼルの冒険10

魔王ゾンビマスターは俺が闇のエネルギーを逃れたことに驚嘆している。 「さすがここまで来ただけのことはある、だが絶望を積み重なるものだ」 また俺は魔王の闇のエネルギーに飲み込まれた。 俺はもう疲れた。魔王を倒すと言う気力はもう残っていない。ある…

勇者ゼルの冒険9

魔王ゾンビマスターの斬撃をもろに喰らう。俺の鎧は砕け散り、血潮が飛ぶ。圧倒的な強さを前に俺とクレナは何もできずにいた。ゾンビマスターは闇魔法を使い、闇魔法を帯びた斬撃飛ばし俺たちは逃げ場を失っていた。斬撃は魔城に柱を壊した、高いところにあ…

勇者ゼルの冒険6

突然大きな影に覆われた。それは空を飛ぶ巨大なドラゴンだ。そのドラゴンは赤黒く凄まじい咆哮で異様な存在感を放つ。ドラゴンが俺たちを標的にしているのは明白で鋭い眼巨大な体躯を俺たちに向ける。 「クレナ、あのドラゴン絶対、俺たちに狩ろうとしれるよ…

勇気ゼルの冒険8

クレナがご立腹のなか俺は剣を作っていた。早く魔王を倒さなくてはならないが剣を買うのでもなく作っている。そもそも迷惑とはなんだ。クレナを待たせてるのは迷惑かも。だらだらやることやらずにやりたいことをやっているのは迷惑かも、親とかに衣食住を提…

勇者メルの冒険7

俺は今剣を作っている。それはそれは自信作である。真っ赤な鉄を叩く、鉄を叩く。自然と熱くはない。むしろ心地いい。できるだけ強く作るためなら苦痛を感じることはないのかもしれない。今は剣を作るためにやらなければならないことを全て放棄しいる。側か…

勇者ゼルの冒険5

「起きてゼル」 クレナの声が聞こえる。徐々に意識がはっきりしていく。 「ここは……どこ?」 「ケルベロスを倒した場所よ、あれからモンスター来なくなったから結界を張ってゼルが起きるのを待ったいたのよ。丸一日眠っていたわ。魔力を使い果たすなんて自殺…

勇者ゼルの冒険4

俺とクレナは最北にある魔城を目指し歩みを進めた。 「ここ三年で魔物の被害が増えたのよ」 クレナは魔物を倒し俺に言った。 「どうして三年前に増えたの」 「三年前に魔王が異端教会の手によって復活しからよ、ゼルはそんなことも知らないで戦ってたの?」 …

勇者ゼルの冒険3

王様に呼び出され王宮の広間で俺は王様の話を聞いたいるところだ。王宮はとても広く豪華な作りをしていて緊張を禁じ得ない。 「お主の魔法パージは唯一無二の魔法じゃ、どうか魔王ゾンビマズターを討伐してはくれぬか?」 王様は力強く俺にそう言った。 「構…

勇者ゼルの冒険2

ソンビを倒し終えホッとしたところに俺の身長の二倍はありそうなゾンビが土から這い出てきた。そのゾンビの名はグレートゾンビで強力な腕力を持つ。 グレートゾンビはすかさず俺の足を持ち振り上げては振り下ろしを繰り返す。 「ぐはっ」 体を地面に打ち付け…

勇者ゼルの冒険1

ゾンビを袈裟斬りで一途両断する。しかしゾンビは片腕で這うようにして俺に向かってくる。緑色の皮膚と白い骸骨と臓物で構成されたそれは吐き気を催す。うめき声がそこらじゅうから聞こえゾンビの数の多さを認識する。 俺はたたみかけるように浄化の魔法を使…

コーヒー

目を開け布団をかき分ける。起きるとき俺はそうする。ダラダラして布団から出れない時もよくある。 なかなか寝れない時と昼間に起きる時は最低である。ゴミみたいに無駄な時間が生まれる。 そんなクソみたいなことを考えながら布団から起き上がる。心拍数が…

サピエンス全史は面白い

サピエンス全史の前半を読んだ。狩猟採取時代の自由さと農耕がもたらした不自由さにとても驚かされた。

洞窟の冒険

1 白く光り輝き先の見えない壁を俺は通り抜けようとしていた。その壁は結界であり中に入ることはできても外に戻ることはできない代物だ。 生半可な決意では到底踏み入ることのできないその壁を抜ける。生きている人が死後を知りたいと思うように、壁の向こ…